より良い子育てをするための9つのステップ-①

子育て方法
Happy young family watching the sunset at the beach. Happy Family Lifestyle

子育てをするということは、世界で最も難しく、でも充実した仕事であり、その仕事に就くための準備はほとんどできません。例えばパソコンやスマホを全く触ったことのない人がいきなりエンジニアとして就職するようなものです。これがどれだけ大変でチャレンジングな事かわかりますよね。今回は、親としてより充実した気持ちになるのに役立つ9つの子育てに関するヒントを紹介していきます。

STEP1:子どもの自尊心を高めましょう

子どもたちは、両親の目を通じて自分自身を見るとことによって、赤ん坊としての自己意識を発達させ始めます。あなたの声のトーンやジェスチャー、あなたが子どもに向けるすべての表現を吸収します。親としてのあなたの言葉や行動は、何よりも彼らの自尊心の発達に影響します。

どんなに小さい成功でも、それを褒めることによって子どもはそれを誇りに感じ1つの成功体験を経験します。子どもに自分で考えさせ行動させることによって、子どもは自分は人として認めらている存在なのだと感じ始めます。反対に、子どもとの会話を軽視したり、子どもを他の子どもと比べるなどしてしまうと、子どもは自分には価値がないんだと感じてしまいます。

感情に任せた発言や暴言を吐くのは絶対にやめてください。「なんであなたはこんなこともできないんだ!」とか「お兄ちゃんなのに妹ができる事もできないのか!」などと言った言葉を子どもに投げかける事は、子どもに手をあげる事と同じように子どもは傷つきます。

言葉を慎重に選んで、子どもに思いやりを持って接してください。誰もが間違いを犯す事を子どもに教えてあげて下さい。子どもが間違いを犯したり取ってほしくない行動を取ったとしても、あなたが子どもを愛しているんだという事を伝えてください。

STEP2:子どもの良いところを見てあげましょう

あなたは一日のうち、どれだけ子どもに否定的に反応するかについて考えた事はありますか?子どもを褒めるよりもはるかに多くの回数子どもを批判している事に気づいていますか?それが子どものためを考えての行動だとしても、あまりにも否定され続けたら子どもはどんな気分になるでしょうか?あなたがどんなに一生懸命仕事をしたとしても、そのほとんどを否定してくる上司に対してあなたはどんな感情を抱きますか?

これからは子どもが正しいことをしている時、それを声に出して褒めてあげるようにしてください。例えば子どもが自分で着替えをしようとしたら「自分で洋服選んで着替えるんだ、それは素晴らしいことだね。」とか「弟と遊んでいる時におもちゃをきちんとシェアしていたのを見ていたよ。本当は自分で遊びたかったんだろうけど、嫌な顔せずに貸してあげられたね。」など、「凄いね、えらいね!」など抽象的な表現ではなく、実際にした行動を褒めてあげましょう。

このようにして褒める事を繰り返すことが子どもを叱り続けるよりも何倍も、子どもの発言や行動が良くなります。

STEP3:一貫性を持ったしつけのルールを設ける

しつけは各家庭で必要になります。しつけをすることの目的は、子どもたちが許容できる行動を選択し、自制心を育むことをサポートする事です。子どもはあなたのしつけのルールに対して限界点を試すような事をするかもしれませんが、そういった限界を試す行為は責任ある大人へと成長するために必要な事なのです。

各家庭独自のルールを設ける事で、子どもたちがあなたが何を子供に期待しているかを理解し、自制心を発達させることに役立ちます。家でのルールは例えば「ご飯を食べ終わるまでテレビは見れない」「全部食べないとおやつは食べられない」「人に手をあげてはいけない」「人を傷つけるような言動はしない」などが挙げられます。

家のルールはシステム化する事をお勧めします。例えば、まずは警告を与えます。その次には今まで許されていたことが出来なくなる(特権の喪失)事にします。躾で最も大事なことは、一貫性を持つことです。今日ルールの範囲外なことをしてしまったと事に対して叱ったけど、次の日に同じことをしても全く何も言われなかったなどしてしまうと、しつけに対する一貫性が保たれません。

STEP4:子どもとの時間をつくる

現代社会では、家族全員そろってご飯を食べたり、一緒にまったりとした時間を過ごすことは難しいです。しかし、子どもにとっては親と一緒に時間を共にすること以上に欲しいものはありません。例えば朝10分早く起きて、子どもと一緒に朝ご飯を食べる、夕食後に10分でも子どもと一緒に散歩に行くなど、少しでも良いので子どもと一緒に過ごせる時間を作るように努力してみてください。親とのコミュニケーションが少ない子どもは時折問題行動を起こした利する事があります。その理由は、親からの注目を集めたいからです。

ほとんどの親は子どもと一緒に過ごせる時間を創ることに対して楽しみに思うでしょう。毎週「特別な夜」を作って、子どもたちと一緒に時間を過ごします。どうやって時間を過ごすかは子どもに決めさせましょう。また、それ以外に子どもとつながりを持つ方法も模索してください。例えば子どものお弁当箱にちょっとしたメッセージを入れるなどです。

思春期の子どもは、幼い子供と比べて、親とのコミュニケーションが減ります。思春期になれば学校での行事や友人と遊んだりと、家で過ごす時間が少なくなります。そうすると家族で集まるイベントなどにも参加しなくなってきます。そんな時期の子どもが家族の集まりに参加したいという意思表示をしたとき、親として最善を尽くす必要があります。一緒にコンサートに行ったりゲームをしたり、またいろんなイベントに参加したりしながら、子どもとコミュニケーションを取りましょう。そのコミュニケーションを通じて、子どもが何を考えているのか、友人関係はどうなのかなどを知ることが出来ます。

結構長くなってきたので、今日はここまでにさせて頂きます。この続きのSTEP5~9は次回のブログで紹介しますので、次回を楽しみにしていてください!

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