私、森田昭仁の英語習得方法

英語

このブログを読まれている方は、幼児教育や子どもの英語教育に興味のある方が多いのではないかと思います。子どもは英語に触れた時間によって英語力は自然と伸びてきますが、大人はそうはいきません。

そんなパパママに、私がどうやって英語を覚えていったのか、経験談をもとに書いていきたいと思います。

私は高校の頃、英語が苦手でいつも赤点だらけで、いわゆる落ちこぼれの生徒でした。そんな私でしたが、今では日常的に英語を話し、ネイティブともビジネスで折衝や交渉、契約書のやり取りまで問題なくこなしています。

今回は、英語が苦手だった私がどのようにして英語を習得したのか、また大人が英語を話せるようになる為には何が必要なのか、自分の考えをまとめてみます。

アメリカ留学で学んだ「習うより慣れる」精神

22歳の時にアメリカに留学しましたが、はじめの頃は英語が全くわからずに、最初の1年間はESLという外国人が英語を学ぶ学校に通いました。

授業はもちろん全て英語で行われます。英語の授業を英語で行うため、最初の頃は先生が何を言っているのかさっぱりわからず、宿題が出されたことすら気づかない事もしばしばありました。

でもそんな生活をしばらく続けていると、何となく先生の言っていることがわかる様になってきました。学校ではもちろん、当時ホームステイしていたので、家に帰っても英語の環境でした。

英語がわからなくても、強制的に英語の環境に身を置くことによって、少しずつですが確実に英語に慣れてきます。

人間、新しく覚えた単語やフレーズを実生活で3回使う機会があれば、それが自分のものになると聞いたことがあります。

そして渡米して半年程して、初めて英語で夢を見たのを今でも鮮明に覚えています。

達成したい英語力のレベルを明確にする

・海外旅行に行くために英語を話せる様になりたい
・字幕なしで映画を楽しめるようになりたい
・ビジネスで問題なくコミュニケーションとれるレベルになりたい
・ネイティブと同等のレベルになりたい

まず初めに、自分がどのレベルに達したいか、それを明確にする必要があります。

語学習得は山登りと同じで、まずどの山に登るのかを決める必要があります。高尾山に登るのと富士山に登る、またはエベレストに登る場合、装備や準備など登山の方法が全く異なります。

高尾山に登る人がエベレストに登るレベルの装備は必要ありませんし、エベレストにTシャツ、短パンで登る人はいませんよね?

英語も同様に、それぞれのレベルにあった習得方法があります。海外旅行で不自由しないレベルを目標にしている人が、宇宙科学の専門用語を英語で覚える必要はありません。

間違いを恐れない

心理的なことですが、英語を習得するにあたって間違いを恐れることはナンセンスです。

日本人は「間違いをすることが悪い事」と考え、何事も完璧を求める傾にあると思います。もちろん完璧を求めて努力して突き進むことは、多くの事に対して有効だと思います。

ただし「語学を学ぶ」事に関し言えば、完璧を求めることはマイナスにしか働きません。言葉は間違いによって上達するので、間違いを恐れる事は上達から遠ざかります。

そもそも、英語は私たちの母国語じゃないので間違えないはずがありません。私たちが小さい頃に日本語を話し始めたころ、間違いを繰り返してきたことを思い返してください。

ひたすら他人のマネをして英語を口に出す

間違いを恐れないという覚悟が決まったら、まずはとにかく英語を口に出すことです。

多くの日本人は学生時代に英語の勉強をしてきていると思います。英語の知識量で言えば、会話をするのに十分すぎるほどの知識を有しています。

しかし、日本の英語教育では会話を勉強する機会がほとんどないのが現状です。言語を話せるようになるには、インプットしたことをアウトプットして初めて成り立つのです。

なので、英語の文章は完璧に書けるのに、全く会話ができないというアンバランスな人間が出来上がってしまうのです。

私は英語ができないときから、ひたすらテレビで聞こえたことやラジオで聞いた事、ネイティブ同士が会話していることなどをまねして口に出すようにしてました。

他人の会話をマネするのは非常に効果的だったと思います。どういう内容の話をどのタイミングで使うのかを頭でなく五感で感じる事ができるからです。

単語がわからなくても問題ない

会話の中で、言いたい単語が出てこないことは結構あると思います。でも、そんな時はその出てこない単語を説明すれば、ほとんどの場合通じます。

仮にナスという単語が出てこなかったとします。「ナスって英語でなんて言うんだっけ・・・」となり黙ってしまうのではなく、”It’s a vegetable with a smooth, dark purple skin.”といえば通じます。文章でいえなくても”purple vegetable”でも理解してくれるでしょう。

とにかく、わからない単語でつっかかるのではなく、色々な言い回しをしてみる事が大切です。

タレントの出川さんはお世辞にも英語ができるとは言えません。しかし、彼の行動力、そして間違いを恐れないタフネスが外国人とのコミュニケーションを可能にしています。

英会話が苦手な人には、是非出川さんの精神力を見習ってほしいです。

そもそも英語は勉強ではない

極論ですが、英語は勉強の科目ではありません。人とコミュニケーションをとるための道具なんです。

単語が間違ってようが、時節が違おうが、前置詞が抜けていようが、そんなものは関係ないんです。人間は学習能力があるので、間違いを繰り返すことによって少しずつ正しくなっていきます。

私も未だに間違った英語を話すときがあります。しかし、一番大切なことは「自分の伝えたいことを相手に伝える事」です。

もし伝えたいことが相手に伝わっているかどうか不安な時は、相手に尋ねればいいのです。もしうまく伝わっていないようであれば、違う言い回しをしたり、例を挙げて伝えてみたりすれば大丈夫です。

英語は世界を広げるための素晴らしい道具です。気負わずに「間違って当然」の精神で楽しく英語を学んでください。

もし英語の勉強で悩んでいることがあれば、ご質問ください。私の経験で答えられることはお答えさせて頂きます!

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